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椋鳥日記 (講談社文芸文庫)
椋鳥日記 (講談社文芸文庫)
モノを書く努力を考えれば「高い本」など存在しないと言い続けてきた。だが講談社学芸文庫のシリーズの価格はかなり高めに設定されている。本書も通常の文庫本で1センチ足らずの厚さ。「本オタク」や「活字中毒」でなければ滅多に買わないんじゃないだろうか…。

それはともかく。面白い本だった。

本書は小沼丹が教授時代、在外研究員として半年ロンドンに滞在したときのことを記したエッセイ。年代でいえば 1972年。わりと最近のことだ。そう。「わりと最近」ではあるのだが、読み進むうち、本書の位置づけを「現代と漱石の中間」という風に感じてくる。文体でそのように感じるというのもあるし、また小沼丹の当時の年齢(53歳)からそう感じることもあるのだろう。しかしながら漱石から小沼丹の時代、それから小沼丹の時代から現在。この間の「時間の速度」も変わってきているように感じる。

そうはいっても本書が「古臭い」というわけではない。ロンドンでも思い出というものが素直に通じてくるし、「そうそう、英国とはそういう国であるよな」という、どこか懐かしい気持ちにもなる。最近、英国に初めてでかける人には林望の著作を薦めている。小沼丹の『椋鳥日記』は、何度か英国に出かけた後に読むのが面白いと思う。実用書ではないけれど、自身の思い出を温めるのに役立つと思う。尚、本書は解説がつまらなかった。タイトルが「『ロンドン』と『倫敦』」。小沼丹が描くのは「倫敦」である、ということを言っているのだけれど、そのような記述はあまりに陳腐すぎる。先に解説を読む癖のある人も、本書に関しては解説を後回しにした方が良いと思う。





小さな手袋 (講談社文芸文庫―現代日本のエッセイ)
小さな手袋 (講談社文芸文庫―現代日本のエッセイ)
 こんな本を一冊書けたらいつ死んでも悔いはないだろう、と思えるほどの大傑作。だが「大傑作」なんて大げさな言葉はこの本には似合わない。それほど、淡々とした、それでいてユーモアのある調子で書かれたエッセイ集なのだ。坪内祐三はこの本について、ポストモダンといった流行の文章に悪酔いしたあとで、行き当たりばったりに開いた二、三篇を読んだ、と書いていた。駄作は一篇もなく、そういう読み方がこの本には似合う。

 好きなフレーズだらけだが、とりわけ最後の一文に好きなものが多い。「気が附いたら、ちぇっ、登高なんて笑わせるない、と呟いていて、こうなるともう梯子酒は避けられないのである」(「登高」)「犬の挨拶に答えて頭を撫てやったら、お向いの奥さんが顔を出して、チエスがいつもお世話になりますと云うのである。これには何と挨拶していいか判らない」(「犬の話」)「手洗から戻って来たら、痩せた女は別の客と何やら愉しそうに話合っていた」(「小さな手袋」)。ただ一つの欠点を挙げれば、小澤書店の元版は正字・歴史的仮名遣いの美しい本だったのに、文庫化で新字新かなになり、版面の美しさが失われたことだ。本当に、このエッセイの素晴らしさを語る言葉が見つからないのが悔しい。






こんな 小沼丹 の夢を見た!


インストゥルメンタル/ポスト・ロック/エレクトロニカ/ポスト・ハードコア界を代表する 小沼丹のDVD記念映像が公開されている。
今回も94センチの巨乳が躍動するシーンは満載。特にスカーフを胸に巻いているシーンは、かなり際どいところまで見せているそうで「ドキドキしながら撮りました」と告白した。

実にすばらしい。こりゃまさに、

『 真実の愛は幽霊のようなものだ。誰もがそれについて話をするが、それを見た人はほとんどいない。 』( ラ・ロシュフコー )

よ~く考えなあかんで!

小沼丹
北村薫のアンソロジー、『謎の部屋』で出会った作家。 ニシ・アヅマという女学校の先生が主人公の探偵小説で、 屋根裏で昼寝とか、似合わないメガネとか、なんだかよくわからないけれど雰囲気がものすごく好きで好きで、これはすぐ本買わなくちゃと思い ...

小沼丹全集を読書中
このところ、就寝前に「小沼丹全集」第4巻を読んでいる。 眠りに落ちる前のほんのひととき、2、3篇を読んで心地よく眠ろう…というのが狙いなのだが、面白くて、読み始めるとやめられなくなり2、3篇ではすまず、就寝がずれ込むのが難点だ。 ...

小沼丹を読む6:「タロオ」
さて、6回にわたって「小沼丹の世界」について書いてきましたが、今回でいったんしめくくりとしたいと思います。最後に、「タロオ」のエンディングの部分を書き写しておきます。「旧かな」が醸し出す味わいを、ゆっくりとお楽しみください。 ...

小沼丹全集
とうとう大物、小沼丹全集を集める決心をしたのだ。 ずっと欲しい、と思っていたのだが、講談社文芸文庫+みすず書房の<大人の本棚>で読めるだけ読んで我慢しようか、などと迷っていた。 なぜ発売からかなりたった今になって買い始めたのか? ...

まいあん:昨日から小沼丹の『懐中時計』を読み直してるけどやっぱ ...
昨日から小沼丹の『懐中時計』を読み直してるけどやっぱ面白いからさくさく読める。やっぱ日常をだだだっと書いたものが好きなのかな。死というかげりはあるけど、それすらも一歩引いた視点から見つめると驚くほど冷静に見られる.

小沼丹を読む4:「黒いハンカチ」
ニシ・アズマはA女学院という学校で教師をしているのですが、「太い赤縁のロイド眼鏡を掛けると、名探偵に変身」します。このとぼけた設定に何か感じるものがある方は、ぜひ、本屋さんで手にとってみてください。異色作ですが、最初に読む「小沼丹」 ...

小沼丹を読む3:「山鳩」
小沼丹は、少し親しくしている「ご近所の知り合い」のことを書くような口調で、小鳥や、犬猫や、草花、樹木たちのことを綴っていきます。書かれているのは、はっきり言って取るに足らない「些末なこと」ばかりです。だけど、読み進んでいくうちに、 ...

小沼丹を読む2:「トルストイとプリン」
小沼丹は、初期から晩年まで、驚くほど「文章表現のスタイル」を変えていません。存命中に出された本は、平成の世に至っても「旧かな遣い」で通していました。用字法も独特で、茲(ここ)、竝ぶ(ならぶ)、悉皆(すっかり)、不可ない(いけない)、尠 ...

小沼丹を読む1:「黒と白の猫」
小沼丹には「大寺さんもの」と言われる短編連作があって、「黒と白の猫」は、その第1作目にあたります。「黒と白の猫」は1964年の作品で、以来、17年にわたって12作の「大寺さんもの」が書かれました。この文庫本には、4作が収められています。 ...

小沼丹はやはりいい!
街中を通ったので石川書店で小沼丹『黒と白の猫』(未知谷)を買う。“大寺さん”ものを蒐めた1冊。新刊をみたときから便利でいいなあと思っていた。5冊の単行本に分散収録されているので、こうして1冊にまとめられると重宝する。 ...

小沼丹 の最新情報





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